緑色を使ったアイメイクは、メイクテクニックがないときれいに仕上がらないと思われがちです。
しかし黄味がかった日本人の肌色と、緑色のアイメイクは相性抜群と言われています。
今回は、緑色のアイメイクで旬な大人顔を演出するコツをご紹介します。数ある緑色の中から、イエベ肌・ブルベ肌のそれぞれの色味に合う色も見ていきましょう。
目次
緑色のメイクは難しい?
緑色のアイメイクをすると、色が濃く仕上がってしまうので、苦手意識をもっている人も少なくありません。
特に普段は茶色や、ベージュな無難な色のアイメイクを選んでいる人ほど、色が強く感じられて敬遠してしまうことも。
しかし日本人の肌は、黄味がかった色をしているため、黄色+青色が混ざっている緑とは相性が悪くないのです。
なぜ日本人の肌と、緑色のアイメイクは相性が良いのか理由を見ていきましょう。
緑色のアイメイクは日本人の肌に馴染む色
緑色は日本人の顔立ちと、相性の良い色と言われています。
日本人は
- 黄味がかった肌
- 茶色の瞳
- 黒~茶色の髪
顔のパーツに黄色を含む色合いが多いので、黄色が混ざっている緑色のアイメイクが映えやすいのです。
また緑は、「バランスをとる」調和の色と意味をもっています。神経や、筋肉の緊張をほどいて、リラックスさせてくれる効果が期待できます。仕事の交渉や、会議など、緊張感が高まっている場所に行く時に緑色を取り入れると、落ち着いて対応しやすくなるでしょう。
特に苦手な場所に行く時や、苦手な人と対面する時に、「お守りカラー」としてとりいれるのもおすすめです。
緑色のアイメイクを肌に馴染ませるコツ
緑色のアイメイクが難しく感じる場合は、緑色単体のアイシャドウを使っている人が多いです。
緑色のアイメイクを肌に馴染ませる時は
- 茶色や、ベージュのアイシャドウをベースにする
- アイライン代わりに、まぶたのキワだけに緑色を使う
- 薄い緑色はハイライト代わりに、目頭近くに乗せる
- 濃い緑色は目尻の下まぶたに使う
など、まぶた全面に緑色を乗せるのではなく、ポイントを絞って使ってみましょう。
特に緑色のアイメイクが苦手な人は、ベースに茶色や、ベージュで色のグラデーションを作ってから緑色を使うと、緑色の濃さも調節しやすくなります。
イエベ肌・ブルベ肌に合う緑色のアイメイク4選
肌の色は、人それぞれに少しずつ色味が異なります。
日本人の肌は黄味がかっていますが、すべての人がイエローベースの「イエベ肌」タイプではありません。イエベ肌の人は、緑色に見える静脈の色の影響が濃いため、黄味がかった色との相性が良いのです。
一方、ブルベ肌(ブルーベース)タイプの人は、青色に見える動脈の色の影響が濃く出やすいので、青みがかった色との相性が良いと言われています。
緑色は、黄+青でどちらの色も混ざっている混色のため、たくさんの色合いがあります。
数ある緑色の中から、イエベ肌・ブルベ肌と相性の良い緑色のアイメイクを調べてみました。
【イエベ肌】黄味がかったカーキ、緑茶のふんわりアイメイク
明るめの黄味がかった緑色のアイシャドウを使った、優しい雰囲気のアイメイク。
アイシャドウだけでなく、マスカラにも緑色を取り入れることで、アイメイクの統一感もアップします。
【ブルベ肌】青みのあるターコイズを使った大人顔メイク
青みがかったターコイズは、アイライン代わりの締め色にぴったり。目尻にスーッと短く色を乗せるだけでも、大人っぽい印象のメイクに仕上がります。
【イエベ肌】シアー感のある緑のグリッターで、ワンランク上の大人メイク
使いやすい茶色や、ベージュのアイシャドウに、透明感のある緑色の偏光パールのアイシャドウをプラス。
偏光パールが配合された緑色のアイシャドウは、見る角度によって、緑色が濃く見えたり、ベースの色が際立つので、濃い緑色のアイメイクが苦手な人にもおすすめです。
薄くヴェールのように緑色のパールが光るので、お仕事でも、お出かけにも使えます。
【ブルベ肌】グリーンアイシャドウ×ブルーアイライナーのマルチメイク
ブルベ肌タイプの人だけでなく、イエベ肌タイプの人も取り入れやすいマルチな緑色のアイメイク。
緑色は、青色との混色なので、ブルーアイライナーとの相性もバッチリです。マットなグリーンアイシャドウを使えば、落ち着いた印象に仕上がります。
色味の濃いアイシャドウを使う時は、ブラシや、指先に色をとってから、直接まぶたにつけずに、手の甲でポンポンと軽く色を落としてから使うのがおすすめです。
緑色のアイメイクに合うチーク・リップの色
顔全体を見た時に緑色のアイメイクが、派手に感じてしまうことはありませんか?メイクバランスが崩れていると、せっかくの緑のアイメイクがもったいないですよね。
先ほどご紹介した緑のアイメイクとも相性の良い、チーク・リップメイクの色をまとめてみました。
コ―ラルや、温かみのあるピンク
温かみのあるピンクや、オレンジかかったコーラルは、緑色のアイメイクと組わせてると、優しい雰囲気を演出してくれます。
- イエベ肌タイプの人・・・コーラルピンク
- ブルベ肌タイプの人・・・ローズピンク
メイクに合わせて選び分けると、よりアイメイクの色を引き立てることができます。
チークは色味が濃くならないように、チークブラシや、メイクスポンジを使って、ふんわりと色づく程度に色を乗せるのがポイントです。
主張が薄く、肌馴染みの良いベージュ
他の色を邪魔しないベージュは、くすみやすい肌色を自然に明るく見せてくれるので重宝しますよね。
特にベージュ色のチークは、「カラーレスチーク」として人気が高まっています。薄いベージュはハイライト代わりに、濃いベージュはシェーディング代わりに使えるので、1年中マルチに活躍してくれます。
ピンクや、コーラルの明るい色味が苦手な人も、ベージュのチークは目立ちにくいのでおすすめです。
イエベ肌・ブルベ肌ともに相性が良いので、緑色のアイメイクを際立たせたい時に取り入れてみましょう。
大人顔に仕上がるブラウンオレンジ
ベージュよりも濃い色合いが欲しい時は、ブラウンオレンジがおすすめです。
やわらかい色のピンクや、コーラルは春をイメージしやすいですが、ブラウンオレンジは洗練された大人っぽい色で、秋をイメージする人も多いのでは。
- 濃い緑色のアイメイク×ブラウンオレンジ・・・大人顔のシャープな印象
- シアー感のある緑色のアイメイク×ブラウンオレンジ・・・秋を思わせる旬な大人顔
メイクバランスを考えて、組み合わせるのも楽しいですね。
ただ黄味が強いブラウンなので、ブルベ肌タイプの人は、濃くならないように要注意です。
チークにブラウンオレンジを使う場合は、パウダータイプのものを、リップはティッシュオフをしてよく唇の色と馴染ませて使ってみましょう。
まとめ
緑色のアイメイクは、濃く仕上がりやすいので、苦手意識がある人も多いですよね。
しかしアイメイクに緑色を使うコツと、肌色の合う緑色をうまく使い分ければ、旬な大人顔メイクを簡単に作ることができます。
今回はご紹介した、イエベ肌・ブルベ肌に合う緑色のアイメイクと、チーク・リップの色は簡単にとりいれやすいメイクや、コスメアイテムばかりです。
緑色は気持ちを落ち着かせて、リラックスさせてくれる不思議な色。ぜひアイメイクにとりいれてみてはいかがでしょうか。