黄色は太陽の光をイメージさせ、明るい気分にさせてくれる色。今回は黄色のドライフラワーについてご紹介します。おすすめの種類から、ドライフラワーの飾り方まで黄色のドライフラワーを徹底解説していきますよ。

黄色のドライフラワーでおすすめの種類をご紹介

黄色のドライフラワーといっても、形はさまざまです。黄色のドライフラワーの中でも人気が高く、初めてドライフラワーを飾る時にもおすすめの種類をご紹介します。

小粒の花が可愛い【ミモザ】

黄色の花というと、ミモザを思い浮かべる人もいますよね。小粒の可愛らしい花を咲かせるミモザは、ドライフラワーでも人気の高い種類です。マメ科アカシア属に分類させるミモザは、1本の枝にたくさんの花を咲かせるので、ミモザのドライフラワー1本だけでもパッと華やかな印象になりますよ。

丸いボンボンが特徴的【クラスペディア（ビリーボタン)】

別名「ビリーボタン」や「ゴールドスティック」、「ドラムスティック」とも呼ばれているクラスペディア。キク科の植物で、ポンポンのような丸い形状の花と、ほっそりと長い茎が特徴的です。ドライフラワーではツリーや、花束の差し色としても使われやすい種類ですよ。

日もちが良くカラフルな【スターチス】 

黄色、ピンク、白、紫など、たくさんの色を楽しめるスターチス。1つの茎にいくつもの小花が集まるような形が特徴的です。黄色のスターチスはドライフラワーにすると、クリーム色のように淡くやさしい黄色に。色の種類が豊富なので、色違いのスターチスを合わせて楽しむこともできます。

きれいな発色で人気の高い【センニチコウ（千日紅)】

乾燥や、暑さに強い花として人気のあるセンニチコウ。黄色や、赤色の色鮮やかな花が特徴的なキバナセンニチコウと、紫や、白、ピンクの色が特徴的なセンニチコウ、オリエンタルな香りが特徴的なファイヤーワークスという種類に分かれています。花束の差し色や、レジン、ハーバリウムなどのハンドメイドにも使われやすいドライフラワーです。

黄色のドライフラワーと相性の良い組み合わせ

黄色のドライフラワーは単体でも楽しめるものですが、他の種類の植物と合わせると黄色の明るさがより引き立ちます。今度はどんな種類の植物と合わせたらいいのか、黄色のドライフラワーと相性の良い組み合わせを見ていきましょう！

コアラで有名な【ユーカリ】

コアラのごはんとして有名なユーカリ。ドライフラワーでも良く使われている植物です。ユーカリの種類は600以上もあり、種類によっても葉っぱの大きさや、木の高さが違います。水分が抜けやすい葉っぱのため、もちがよく黄色のドライフラワーとの組み合わせにもおすすめですよ。

ちなみにたくさん種類がありますが、日本ではこのような種類がポピュラーと言われています。

• ユーカリ・ラディアータ…他のユーカリと比べるとまろやかな香り。黄味がかかった緑色の葉。
• ユーカリ・シトリオドラ…レモンのような爽やか香りがする。やや尖った葉が特徴的。
• ユーカリ・グロブルス…アロマオイルで使われやすい種類。楕円状の鮮やかな緑色の葉。
• ユーカリ・グニー…木が若い時は丸い葉、成長するにつれて楕円状に細長い葉になる。
  

癒されるやさしい香り【ラベンダー】

アロマというとラベンダーをイメージする人も多いですよね。ラベンダーはドライフラワーにしても香りが長続きしやすく、黄色のドライフラワーと組み合わせて香りを楽しむこともできます。特徴的な紫色をしていますが、ドライフラワーにすると色が少し落ち着くので、黄色のドライフラワーとほどよい色バランスに◎。

幻想的な小花【カスミソウ】

白い雪のような細かな花のカスミソウは、黄色のドライフラワーとの相性も抜群。たくさんのカスミソウの中に2～3本だけ、黄色のドライフラワーをアクセントに使うのもおすすめです。またミモザのように小花タイプの黄色のドライフラワーと合わせると、幻想的な可愛い花束のように仕上がりますよ。

シンプルでおしゃれに！黄色のドライフラワーの飾り方

水を交換する必要のないドライフラワーを飾ってみたいと思っても、どうしたらキレイに飾れるのか悩んでいませんか？ドライフラワーを飾ったことがない人も簡単にレイアウトできる方法をまとめました！黄色のドライフラワーをお部屋に飾る時に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

花びんに入れる

切り花のようにドライフラワーを好みの長さにカットし、お気に入りの花びんに入れて窓辺や玄関に飾ってみましょう。花びんがない時は、深めのコップに入れてもOK。ちなみに花びんにネイビーや、濃い青色を選ぶと黄色の明るさがグッと引き立ちます。やわらかくナチュラルな雰囲気に見せたい時は、白や生成り、ベージュなどの淡い色の花びんがおすすめです。

束ねて吊るす

花束のように好みのドライフラワーをまとめて、ワイヤーや紐などで天井からつるして楽しむ方法です。照明や、直射日光に近い位置に飾ると、色落ちが目立ちやすくなるので要注意。白い壁の近くや、直射日光が当たりにくいレースカーテンの内側など、飾る場所に気をつけてみてください。黄色のドライフラワーは種類によって色が落ちやすいものもあるので、色もちが良いかどうか事前にチェックしておくと良いでしょう。

リースにして飾る

円状になった木材の土台に、ドライフラワーを組み合わせたリースも人気のインテリアグッツです。ハンドメイドショップで土台のリース部分を購入し、自分の好みのドライフラワーを組み合わせて手作りするのもおすすめ。直接リースをコルクボードや、木材に貼りつけて立てかけられるようにレイアウトするのも良いでしょう。

まとめ

黄色のドライフラワーは、小花がすずなりになったミモザや、丸いボンボンのような花のクラスペディアなど、色鮮やかな明るい種類がたくさんあります。色もちしやすい種類もあるので、黄色のビタミンカラーを長く楽しめますよ。またドライフラワーにあまり馴染みがない人も、生花のように花びんに入れたり、花束のようにアレンジして吊るしたりと、簡単にお部屋に飾れます！今回の記事を参考に、ドライフラワーをお部屋で楽しんでみてはいかがでしょうか。