安らげるお部屋づくりに、緑色のインテリアや観葉植物やは欠かせません。

緑色は、休息と安心感をもたらす色です。
この記事では、緑色をコーディネートする際のポイントをお伝えします。

お部屋に緑色を取り入れる効果

緑色は暖色でも寒色でもない中性色といわれています。
この中性色は色の中でも最も安定した波長を出し、穏やかで刺激が少ないのが特徴です。
そのためか、安全地帯や避難場所などを表す色として用いられることが多いようです。

緑色が及ぼす生理的作用

緑色は交感神経を刺激して血圧を下げ、リラックス効果があると言われています。
また、緑色を見ることで、まばたきの回数が減り、眼精疲労が緩和できるとも言われています。
仕事部屋や勉強部屋が暖色系のコーディネートだと、遊び気分が優先されて気が散ってしまうため、机のまわりは、青や緑といった落ち着いた色にする方が、集中力が高まるようです。

緑色は脳下垂体を刺激し、肝臓に働きかけ血液の生成を増進させる作用があるため、精神が安定するといわれています。

子どもに口やかましく「落ち着いて勉強しなさい」と言うより、目の届くところに緑色の絵やポスターを貼っておく方が効果的なようです。

森林浴と緑色の関係

緑の木々に囲まれると心身が癒され、元気が出ると言われますが、これは木々が発散するフィトンチッドという物質に抗菌作用や殺菌効果があり、人が持つ本来の自然治癒力を高めてくれるからです。

森林で深呼吸をすると気分が爽やかになり、脳内のアルファ派が増加します。

家の近くに森林公園がある場合は、自然の恩恵にあやかれますが、そうもいかない場合は観葉植物を育てるのも森林浴ほどではないものの、同様の効果が得られます。

黄色はタンポポ色とかひまわり色、ひよこ色などとも呼ばれ、保育園や幼稚園のクラス名にも使われています。

色彩のプロに「子どもをすくすく元気に育てるには何色が適していますか？」と尋ねると、黄色やオレンジ色がベターであるという答えが返ってきます。

黄色は色彩心理的に見ると、「無邪気、素直、楽観的」などを表します。
これは天真爛漫な子ども本来の姿です。
黄色い色は、成長ホルモンの分泌を促すと言われています。しかし、子どもにも個性があって、黄色のTシャツなどを好まない子もいます。

そんな時は例えば青いTシャツなら黄色のワンポイントのあるものなどを選んであげると、黄色の効果が得られます。

室内で育てられる観葉植物

緑の植物が部屋にひとつあれば、安らぎの空間が生まれます。

観葉植物を購入する際は室内のどこに置くかを決めて、その場所の寸法を測ってから園芸店に行きましょう。

植物によっては枝葉を広げるタイプや成長が早いものや、日当たりを好むタイプもあれば日影を好むタイプなどがあります。

観葉植物を室内で育てるには、植物の特性を知っておく必要があります。

室内で育てるほとんどの観葉植物は、土が乾いてからたっぷり水をやり、肥料は与えすぎないことが基本です。

室内で毎日少しずつ水をやると土が絶えず湿った状態になり、カビが生えたり、小さな虫がわいたりして衛生上もあまりよくありません。

また、日光が当たる場所に置くか日光があまり当たらない場所に置くかで観葉植物の選び方が違ってきます。

次に、直射日光に強い観葉植物と薄日を好む観葉植物を紹介しますので、選ぶ時の参考にしてください。

まとめ

黄色のアイテムをコーデネートに取り入れると、明るく元気な気分になれますが、一歩間違うと落ち着きがないように見られてしまうこともあるようです。

品よく黄色を着こなすには、まずコーデネートの一部に少しだけ取り入れて、自分に似合う黄色を見つけましょう。

イヤリングや、ブレスレッド、マニュキア、靴下など面積の少ない部分でも黄色はかなりインパクトがあります。

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